なりすまし

群馬と埼玉の不良グループが共謀し高齢女性から100万円を詐取【2人逮捕】

不良グループ

群馬県の不良グループのメンバーが、埼玉県の不良グループと共謀し、千葉市に住む88歳の高齢女性から現金100万円を騙し取ったとして、警察に逮捕されました。逮捕されたのは群馬県伊勢崎市に住む無職の宮沢征也容疑者(21歳)と、前橋市に住む18歳の少年です。

警察の発表によると、2人は今年7月に高齢女性に対し、息子を装って電話をかけ、「取引先の書類をなくしてしまい、情報が流出した。弁償しなければならない」と嘘をつき、現金100万円を騙し取った疑いが持たれています。

逮捕された2人は、群馬県の不良グループに所属しており、埼玉県の不良グループと共に詐欺行為を働いていたとされています。特に2人は、犯行に使うスマートフォンなどを調達する役割を担っていたと見られています。

警察は、これらの2つの不良グループが同様の手口で詐欺を繰り返していたと見て、グループ全体の活動実態解明を進めています。

 

マネコムのアドバイス

詐欺グループは、親しい人の名前を使って被害者の信頼を得る手口を多用します。今回の事件では、息子を装って高齢者から現金を騙し取っていますが、こうした「なりすまし詐欺」は年々増加しています。

このような状況に対して、マネコムからのアドバイスは、まず、突然の電話でお金を要求されても、即座に対応しないことが重要です。少しでも不審に思った場合には、必ず本人に直接連絡を取るか、警察に相談するようにしましょう。また、家族内で日頃から「なりすまし詐欺」に備えた対応方法を確認しておくことが、未然に被害を防ぐ大切なポイントです。