SNS詐欺

SNSで知り合った女性にFX投資を持ちかけられ、1157万円の詐欺被害|51歳男性が西宮で告発

兵庫県西宮市

兵庫県西宮市で、51歳の会社員男性がSNSを通じた外国為替証拠金取引(FX)詐欺に遭い、1157万円を騙し取られる事件が発生しました。被害者の男性は、7月中旬に「グラビティ」というSNS上で女性を名乗る人物と知り合い、その後LINEで連絡を取り合うようになりました。

その女性はFX投資を持ちかけ、男性は次第に信じ込むようになりました。9月下旬までの間に、計9回、指定された銀行口座に1157万円を振り込むこととなりました。男性は女性の指示に従い、特定の投資アプリをダウンロードし、そのアプリ上では利益が発生しているように見せかけられていました。

しかし、出金を求めたところ、「出金には保証金や税金が必要」といった追加の要求があったため、男性は不審に感じ警察に相談。これにより、詐欺被害が発覚しました。警察は引き続き、事件の詳細を捜査しています。

マネコムのアドバイス

SNSを通じて知り合った相手からの投資話には、特に警戒が必要です。今回のように、投資アプリ上で利益が表示されていたとしても、出金時に追加の費用を要求される場合、詐欺の可能性が高いです。利益が出ているように見せかける手口は、非常に巧妙であり、多くの人が騙されています。

マネコムからのアドバイスとして、SNSでの投資勧誘に対しては、信頼できる第三者や金融の専門家に相談することが必須です。大きな金額を振り込む前に、必ず複数の情報源からその投資案件の信頼性を確認しましょう。また、出金時に「保証金」や「税金」を名目に追加費用を要求される場合は、すぐに詐欺を疑い、対応を慎重に行うべきです。