東京メトロのとある駅構内に貼ってあったポスターです。10月4日が投資の日だから貼ったのか、それとも関係ないのかわかりませんが、こんなポスター前からあったかなぁ・・と記憶にはまったくないのですが、今日は目に飛び込んできました。マネコムサイトのためのネタ探しの目になっていたのかもしれません。
それは社債?社債じゃない?どっち?
株や社債をかたった投資詐欺、これは株でも社債でもないのにあたかも株か社債だと思わせて投資させる詐欺ということなのか、あくまで株や社債なんだけれどもその価値がとんでもなく低いものを高く売りつけようとしている詐欺なのか、どちらかわかりませんが、とにかく、ちゃんとした株や社債でないものには手を出さないで!と言いたいのでしょう。
大事な時に思い出せない相談窓口の存在
日証協(日本証券業協会)が専用の電話相談窓口を設置している様子ですが、株と社債を語った詐欺にのみ焦点をあててる点が、なんとも自分勝手ですね。それ以外でもなんでも受け付けたらいいのに。金投資は?暗号資産は?マイニングは?セキュリティトークンは?ファクタリングは?海外不動産は?
結局やっぱり、日本の証券業の邪魔をする奴は許さん!ってことですね。それはそうです。でも被害者は「えっと、これは社債をかたった詐欺かもしれないから、えっと、、電話番号がたしかあったような、、、えっと、何協会だっけ、、」ってなりますね。
マネコムは全方位で守りたい
マネコムはまだスタートしたばかりですが、考えているのは投資関係で悩んだり困っている人を助けることです。社債ってなんのこと?っていう金融リテラシーの人、たくさんいます。当然です。近づいたことのない、ふだん知る必要のないことを、なんでも知っている人などいません。
マネコムが味方になります
投資とか金融とかよくわからないけど、突然アプローチされて、しかもそれが「儲かるかもしれない」「みんなやってる投資」とか、そんなインプットがあったら、最初の第一歩を詐欺案件で踏み出してしまう人がいるかもしれません。そんな事態を防止したいのです。もちろん、たとえ事後であっても、できる限り寄り添いたいのです。怒りとか悲しみとか無力感とか情けなさとか未来への希望が奪われる感覚、いろいろと自分を責める感情が湧いてくることでしょう。それを救えるのは、自分以外の誰か、であったりします。そういう味方が周囲にいなかったとしても、大丈夫です、マネコムがなりますよ、と言いたい。
投資金融系FPのボランティア
無償の範囲でできることはたしかに少ないです。実際に動いてコストがかかったり、他で稼ぐ時間を削ったり、たとえば相談のためにミーティングの時間をもてばいわゆるアワリーフィー(Hourly Fee)をいただかないと成り立ちません。事前準備、往復移動、調査、ミーティング、アフターフォロー、すべてを勘案すれば1時間のミーティングに対してざっと3時間から5時間くらいは費やすことになります。年俸1200万円だとすれば月100万、20営業日だとして人件費は1日5万円換算です。となると、おそらく1時間のミーティングで3万円は請求されます。法人であればもっと経費が掛かりますので1時間5万円とか。つまりはボランティアが、いかに収入を逸失して行っている行為か、わかります。
サクッと聞ける(相談できる)ことが大事
マネコムは、サイトで無料会員になると公式LINEのトモダチ申請ができます。LINEで「●●●な話があって、ちょっと困ってるんだけど、これってマズイですか?」と問いかけてくれたら、「それはXXXですね。ちょっと調べますが、あまり近づかないほうがいい気がします」とか「回収のためのアクションをいますぐしましょう。相手から返答がなかったら弁護士相談しましょう。いつでも紹介します」といった感じで、サクッと聞けて、サクッと答えがもらえる、そんな軽い関係をまずはボランティアで構築しようというのがマネコムの存在意義です。
マトモな資産運用へ
投資詐欺に遭ったり、暴落に直面したり、投資で痛い目に合うと思考が硬直します。二度と近づくものか、と。日本証券業協会ではないですが、それはとても悲しく残念なことなので、詐欺は防止したい、マトモな資産運用を提案したい、となります。マネコムも同じです。詐欺被害に遭った、それだけで終わりにせず、マトモな資産運用に切り替えてもう一度やり直しましょう、そう言いたいですし、そうあるべきだと思っています。
詐欺罪の時効は何年かご存知ですか?
公訴時効は7年です。
この7年という期間、実に絶妙です。被害に遭われた方はたった7年で時効なんて短すぎる!と思いがちですが、実際に7年経過すると、心の傷は癒えつつあります。癒える、というのは語弊があるかもしれませんが、もう、忘れたがるのです。人生は未来に向かって歩くものです。いつまでも過去のことに囚われて不幸な気持ちでいたくないのです。7年。それが金銭被害の平均的な「心が未来を求め始める時期」なのだということです。
それは自然体で訪れる心の切り替えです。でも、7年も費やすのはもったいないです。人生の10分の1を差し出すようなものです。悪を追及するのはすればいいです。当然です。でも一方で、やり直しはもっと早く始めたほうがいい。7年も待つ必要はないのです。それには他人の助けが必要です。心のケア含めて寄り添ってくれる人がいなければ難しいです。
だから、マネコムを、始めました。
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