ウソの投資話

60代男性、ネットショップ経営の詐欺に遭い6700万円を失う|マッチングアプリで34回振り込み【愛知】

マッチングアプリ

愛知県名古屋市に住む60代の男性が、SNSで知り合った女性にネットショップ経営を持ちかけられ、6700万円以上を騙し取られる事件が発生しました。

警察の発表によれば、男性は今年6月にマッチングアプリで女性と出会い、LINEを通じて頻繁にやり取りをするようになりました。その中で、女性からネットショップを立ち上げたいという話が持ち上がり、電化製品の仕入れ費用として多額の現金を要求されました。

男性は、1回あたり100万から200万円を振り込み、合計34回にわたって振込を実施。その総額は約6700万円に達しました。女性は「ネットショップを閉じるには、全ての注文を処理しないといけない」「途中で止めたら、これまでの資金が返ってこない」などと、巧妙な言い訳をして男性を騙し続けました。

男性は8月下旬に不審に思い、警察に相談。今月になり、正式に被害届を提出しました。警察はSNS上での取引や関わりにおいて、慎重に対応するよう注意を呼びかけています。

 

マネコムのアドバイス

インターネットやSNSを通じて出会った相手からの投資話やビジネスの提案には、特に注意が必要です。今回のように、魅力的な収益話で資金を要求される場合、必ず信頼できる第三者に相談し、即座に振り込むことは避けましょう。

マネコムからのアドバイスとして、投資やビジネス案件に関しては、顔を合わせずに進行するケースには特に警戒が必要です。怪しいと感じたら、早めに警察や消費者センターなどの専門機関に相談し、冷静な対応を心掛けましょう。大きな金額を何度も要求されるような場合は、詐欺の可能性が非常に高いです。