富山で発生したロマンス詐欺、70代男性が254万8000円被害｜「メアリー」を名乗る外国人女性から投資話

富山県富山市に住む70代男性が、SNS上で「メアリー」を名乗る外国人女性から投資話を持ちかけられ、合計254万8000円をだまし取られる事件が発生しました。男性はLINEでメアリーとやり取りをし、投資話を信用して指定口座に100万円を振り込みました。アプリ上では利益が出ているように見え、実際に一度は入金も確認されたため、さらに複数回にわたって約154万8000円を送金しました。しかし、その後口座が凍結されたなどと説明され、詐欺の疑いが浮上しました。

詐欺の手口

メアリーと名乗る人物は、最初に「知り合いに投資に詳しい者がいる」や「自分自身も投資で稼いでいる」といった話を持ちかけ、男性の信頼を得ました。その後、外貨取引の投資としてアプリをダウンロードさせ、指定口座に振り込むよう指示。さらに、利益が出た後には「税金」や「補償金」を納める必要があるとして、追加の送金を求めました。男性はこれに従ってしまい、結果的に254万8000円もの被害を受けることとなりました。